TY01 武田優希作 お菓子のためのクッション(太)

19,800円(内税)

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武田優希さんの『お菓子のためのクッション』というタイトルも可愛い竹製の器です。

やたら編みという技法で編まれています。
青竹の表皮を削って磨き加工しているので、マットな質感になっています。
経年変化のスピードが早く、使えば使うほど艶が出て飴色に変わっていきます。

サイズ:18cm,15.8cm,高さ6.6cm


武田 優希|Yuki Takeda

霧に包まれる由布の山あいで、竹と静かに向き合いながらものづくりを続ける武田優希さん。
選ぶのは、大分の山々で育った真竹。竹が本来持つ色、香り、艶をそのまま生かした作品は、手にした瞬間、山の気配と瑞々しさを感じさせてくれます。
竹は、厚いままでは非常に硬く強靭な素材ですが、細く薄く裂き、編まれていくことで、しなやかな弾力を持つ“ひご”へと変わります。
やたら編みなどの技法で形づくられる作品は、竹のハリに人の力が加わることで、唯一無二の動きを見せます。
「竹は人間の都合よりも、竹の都合のほうが大きいんです。いかにその竹の都合に寄り添って自分の作りたい形にしていくか、その掛け合いみたいなものがとっても面白いなぁと思っています。」
その手から生まれる器や花籠、菓子器、茶道具は、凛とした佇まいと、しなやかな温かみをあわせ持ちます。用の美と静けさをまとった作品は、日々の中にそっと寄り添い、風の通り道をつくってくれるようです。


[ 取り扱い方法について]
水洗いOKですが、よく乾かしてください。
青竹の特性上、まだ水分を含んでいるため、一年目の梅雨の時期はとくにカビが生えやすいです。
使っていくうちに乾燥が進んでカビづらくなっていきます。
しまいこまずに、沢山使ってもらえることが1番なお手入れになると思います。


【 経歴 】
1991年 長野県御代田町生まれ
2022年 大分県立竹工芸訓練センター修了
2022年 くらしの中の竹工芸展 入賞
2023年 くらしの中の竹工芸展 入賞
2023年 日本民藝館展 入選