樹木の皮のような質感に、銀彩が施された銀樹と名付けられたた作品です。
こちらは水指。
静かな力強さと洗練をあわせ持つ『野田里美さんの銀樹水指』です。

直径17cm,高さ19.3cm



銀彩が施された器は『育つ』器です。
使っていくうちに経年変化があります。
少しずつ変わっていく様を『景色』と呼び、それを愛でます。
使う人と共に過ごす『時間』を愛でるのです。

美しく育つには少し手間がかかります。
その手間を豊かな時間と捉えて、丁寧に暮らす。

その器が丁寧に暮らす そのひとつになれたら幸いです。

と野田さん。