OY01 小原ゆかり作 南鐐筒薬罐(菊摘み)

374,000円(内税)

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小原 ゆかり|Yukari Ohara

小原ゆかりさんは、東京学芸大学で多様な素材にふれる中で金属に魅力を感じ、金工の道へと進まれました。金槌ひとつで平らな金属板が立体に変わっていく、その手応えに惹かれたと言います。
大学時代に出会った茶道は、その後の制作にも大きな影響を与えました。五島美術館の茶会で出会った金工の茶道具師・長谷川まみさんや、一望斎春洸(長谷川竹次郎)氏の作品との出会いが、茶の道具を作るきっかけとなりました。
現在は、自宅に設えた茶室で身近な人とともにお茶を楽しみながら、日常に寄り添う道具づくりを続けています。現代の暮らしにも、古い道具にも調和する金工作品が、静かなお茶の時間をそっと引き立ててくれます。



こちらは『南鐐筒薬罐(菊摘み)』です。
純銀の板から金槌で叩いて作った銀薬罐。小ぶりなサイズです。
筒薬鑵は中に小服の茶碗や小さな茶筅筒など茶箱道具を入れて、薬鑵茶箱として持ち運ぶことを考えたサイズで作られているとのこと。
燻し仕上げ。

ご使用後の汚れは水洗いもしくは中性洗剤で洗い、柔らかな布等で乾拭きして下さい。
湿気や指紋等の汚れがついたままにしておくと、変色する恐れがあります。

銀のお手入れに関しましては、空気に触れていると空気中の硫黄分と反応して少しずつ黒ずんでいきます。くすみや変色が気になる場合はクリームクレンザーや重曹などを使い、柔らかい綿や手で擦っていただければ綺麗になります。

純銀
燻し仕上げ
桐箱付

胴 直径11cm,(ハンドル倒し13cm、注ぎ口含み14.2cm)高さ11.7cm,(蓋をして13.3cm、ハンドルを立てて18.7cm)
容量:7分目で約800cc
純銀 約430g

小原さんからコメントで
『銀のびっくりするような高騰が続いております。あれよあれよと言う間に地金代は数年前の2倍になってしまいました。
薬鑵(やかん)や急須などは制作に時間がかかるためどうしても高額になってしまいますが、「いつか」よりも「今」が正直一番お求めやすい価格かと存じます。
もしご興味を持って「いつか欲しい」と思ってくださっている方がいらっしゃいましたら、いつでも「今」がおすすめです。』
とのこと。

お高いものだからこそ、早く買って、たくさん使うが一番お得ですね。