小林千恵さんの『青花茶杯』です。

小林さんの白磁は釉薬をかけずにマットな質感の質感ものが多いのですが、最近は染め付けにもチャレンジされています。それがこちらの『青花シリーズ』です。

もともと、絵付けの作品も好きで近年は柿右衛門とかマイセン、古染付などに惹かれるとおっしゃる小林さん。

中国茶器を作りはじめてちょうど10年が経ち、遊び心のある茶器を作りたいなと思いました。
きっかけは、何か新しい取り組みややってみたいことはありますか?と北京のギャラリーに聞かれたことが大きいかもしれません。ここのところ新しいことにも挑戦できていなかったので、やってみようと思いました。

ロイコペ(ロイヤルコペンハーゲン)っぽいですね!と言われますが、もちろんロイコペのフローラダニカも大好きです。去年はボタニカルを習ったりして、絵の世界にどんどん惹き込まれています。

というお話。

透明釉薬をかけた後、染め付けで花の模様が描かれています。


サイズ:7m,6.5cm,高さ6.3cm
7分目70cc(満水で110cc)