みずのみささんの「霞碗」と名付けられたガラスの抹茶碗です。
半透明な白、ミルクティーのようなやわらかな色合い、絵の具を水に落としたようにふわりと広がる表情、そしてキラキラと光を受けて輝く金色の粒――
ひとつの碗の中に、まるで風景のような広がりが生まれています。
霞がたゆたうような佇まいは、涼やかで、夏の茶の時間にそっと寄り添ってくれる一碗です。
直径21.7cm、高さ6.0cm
みずの みさ|Misa Mizuno
透明なガラスに浮かぶ、繊細な色と模様の世界。
みずの みさ さんの作品は、複数のガラス棒を合わせ伸ばし溶かし、模様のチップを作り(金太郎飴のようにというと想像しやすいでしょうか?)、組み合わせて模様を描く「ムリーニ技法」を中心に、緻密な手仕事から生まれる独自の美しさが魅力です。
重なり合う色彩のリズム、光を透かして変化する表情。
まるで記憶の断片や夢の風景をすくい取ったような器たちは、日々の食卓や暮らしの中に、ささやかな詩情を添えてくれます。
どの作品にも共通するのは、軽やかで凛とした佇まいと、確かな技術に裏打ちされた静かな気品。眺めても、使っても、心にやさしく届くガラスです。
耐熱ガラスではありません。急激な温度変化にご注意下さい。
冷たいガラスの器に熱湯を入れると割れることがあります。