大江一人さんは備前で修行をされ、益子で制作されています。
備前の土、焼けの美しさにほれ込み備前で修行し、
益子の文化である「用の美」の精神を学び
日常使いで愛されるうつわ作っていきたいという思いがあり
『無釉の焼き締め備前の伝統美×益子のモノヅクリの精神「用の美」』
(「用の美」使われることを前提にした健康的な美、そのかたちには美しさが宿る)
このような理念を大切にし日々制作しています。
備前焼は普段使いのうつわというより美術品 芸術品という価値観が一般的には強く
益子焼のように普段使いのうつわとして日常身近にあり
愛し使っていただきたいという思いが強く「備前の素材と益子の精神」を掛け合わせた
作品となっています。
そんな大江一人さんの作品は軽やかさモダンさを感じさせます。
大江さんの器はプロの料理人にお選びいただくことも多いそう。
IZUMOに入れていただいたのは、『緋襷』という直接炎に当てず、稲藁を置いて焼き上げた
白っぽい肌色に緋色が流麗に踊る器です。
備前焼の良さは、使い込むと深みが出てくるので、器が育つ様子もお楽しみ下さい。
こちらは『shizuku中鉢 緋襷』。
サイズ:16cm,14.3cm,高さ5.7cm