村上さんより、特徴と取り扱い方法、おすすめポイントをお知らせいただきました。
『耐火土瓶は、陶器ですがペタライトという長石をたっぷり使用しているので、
強火だろうと突然水に漬けようと空焚きしようと割れません。
しかし、陶器なので欠ける事だけ注意してください。
例えば、中の水を切ろうと伏せると、縁が欠けるリスクが起きるので、
中の水を切って保管したい場合は、空中で逆さまにしてある程度水を切ったら上に向けて自然に蒸発するようにしてください。
ある程度土瓶本体も水を吸って外から蒸発するので中に少し水が残っていても気にしなくていいです。
鉄瓶のような柔らかいお湯が沸きます。
ステンレスのヤカンやティファールのようなものは、その容器の匂いが少しお湯に移ってしまうのですが、土瓶は匂い移りがおきません。
鉄瓶は放置しておくと錆びが生じたりするので扱いがたいへんですが、陶器は錆びもないですし、実はとても優秀なんですよ。
万が一欠けてしまい気になるようでしたら連絡下さい。小さい欠けでしたら再焼成して補修できるので。
それから、土瓶や鉄瓶で沸かすお湯はゆっくり沸くので水分中の空気が出て行ってしまいます。なので、ドリップコーヒーやジャンピングが必要な紅茶には向きません。
中国茶、煎茶、インスタントコーヒー、ハーブティーなどにはとても良いお湯が出来ます。
というお話です。
『耐火土瓶』はいいことづくめですね。
直径14.3cm,18.5cm,ハンドル立てて高さ18.5cm
容量:茶漉し上までで1000ml