小林千恵さんの『白磁宝瓶』です。

『宝瓶(ほうひん)』とは取っ手のないお急須です。
『宝瓶』は茶漉しのついているタイプもありますが、今回、小林さんが作ってくださったのは
茶漉しのないタイプです。蓋の隙間からお茶を注ぎいれます。
ハンドルがない分、収納スペースがコンパクトで収まります。
ぐるりと鎬を施し虫食い模様が入っています。
外側は釉薬が掛かっていないマットな質感で、内側は蓋のラインより下が釉薬が掛かっています。
汚れがつきにくくなる気遣いですね。
(白磁は汚れがついてもメラニンスポンジで汚れが取れます。)

内側に鉄粉の飛びがあります。

白磁宝瓶・C
直径9.6cm,(注ぎ口を含み9.9cm),碗/高さ6.2cm 蓋をして/8.6cm
容量:145cc