赤木明登作 飯碗・小・赤

16,500円(内税)

和紙を貼る独自の作風の『赤木明登さんの飯椀・小・赤』です。

赤木さんのこちらの飯椀の形は、赤木さんが輪島塗の弟子になったばかりの頃、
輪島の廃墟になった古い家に埋もれていた古い輪島塗のお椀を美しいと感じ、作られたものです。

赤木さんの器の形について
『ずっと過去に遡って、自分が出会った、美しいと思える椀を、再びこの手で作ってみよう。
あの北谷で拾った輪島塗の椀と出会ったようにして。
同じ形なんだけど、ちょっとした線の揺らぎで印象が変わってくる。
頭に思い描くことの出来る軌跡は同形かつ無限なのだ。無限の中で、僕にはこれしかないんだという一本の線を見つけてやろう。』と書かれています。『引用:漆塗師物語 赤木明登』

木地に和紙を貼った後、漆を塗り、研ぐという工程を何度も繰り返し生まれてきます。
最初はマットな質感ですが、使い込むほどに色みは深みを増し、
光沢が出て、美しく育っていきます。
漆のお椀は、軽くて丈夫、そして柔らかな口当たりです。

『汁椀・小』と『飯碗・小』の大きさの違いは、『飯碗・小』の方が、高台が高く、椀も深さがあります。